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時空
[ 2008-7-18 18:06:00 | By: ahpm127 ]
 
12450;12509;ストロフィ~なくてはならないもの~






「いってー…。桜…?大丈夫か?」
「う、うん。大丈夫だよ!」
「それにしても…なんだ、ここ?」




天真と潮乃が落ちたところは、どこか古めかしく、学校のようなところだった。




「私、聞いた事がある。今の学校は昔を建て替えた、って。ほら!ここに書いてある学校名、一緒だよ!」

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そう言って潮乃が指さしたのは、柱の木にほってあった字…。
『明治××年 西ノ塚(にしのづか)中学校』




「ホントだ…。それより、これからどうする?」



「とりあえず どこかの教室に入ってみる?」



「おう!」



潮乃の提案に天真は頷いた。



しかし、二人を待っていたのは、明?優?星?タケルの四人の元へ行く道ではなかった…。



「フフフフフ…さあ、ショータイムよ。 坊や、お嬢ちゃん…早くタケルをつれてきて…?」



暗闇に赤い光が浮かんだ…。



「美智子(みちこ)様。そろそろ二人が来ます。」



「そう…じゃあ、市(いち)…いってらっしゃい?」
「はっ。」





美智子がそういうと、市は、消えた。
赤い光もなくなっていた…。
「ここ、入ってみるか。」



教室に入ってみると、机などはそのままの状態だった。



「昔ってこんな感じだったんだね~。」
潮乃がそう言った直後。




12460;シャン!!!




「何!?」



音がした12489;12450;のほうを見てみると、12489;12450;がしまっていた。
そして、12489;12450;の前には一人の小さい男の子が居た。



「…ねぇ、お兄ちゃんたち。僕たちの教室に何しにきたの?」
「(ぼくたち?)…ここは君の教室?君の名前は?」



潮乃が男の子に聞いた。



「僕? …市だよ?」
「えっと、市くん。お姉ちゃん達、迷っちゃったんだけど…。」
「まよう…?そう??なんだ。」



市が俯いた。そして市が顔を上げたとき。




「きゃぁぁー!!!!!!」




市の目からは大粒の…涙ではなく、真っ赤な血が溢れだしていた…。



「さ、さくら…そいつ変だよ… 離れろっ!」



「い???ちくん…?どうしたの…?」
「桜っ!離れろっ!」




天真が叫んだ直後、市の手が潮乃にのびてきた…。





「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」



潮乃が叫んだ途端…。



「何…なんで!? なんでお姉ちゃんまで、僕を拒否するの!?やめろぉぉぉ!!!!!!!」



市がうなり始めた…。



「なんでだ!?桜は何もしてないのに…。」




「お、お、お、お姉ちゃんがぁぁぁ!!!!!!!ぼくを12508;クをぉぉぉ!!!!!!!」

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市の姿が嫌な音をたてながら、醜い妖怪の姿になっていく…。



「12508;クタチノ12496;ショヲトルナ12450;12450;12450;12450;12450;12450;!!!!!!!!!!」



「だ、12480;メ!!!市くん!!! なんで!?なんでよ!?」



潮乃がそう叫んだ。
すると???



「さく???ら?」



潮乃の額が輝き始めた。



「????大丈夫だよ?天真…私、天真を守るから…!!」



潮乃は市に向かって走り出す…。



市は潮乃の手を避ける。 何かに怯えるように…



「市くん???もう君には、生きていることが重すぎるんだよ…?楽になって???」



そういって潮乃は市の胸に手をあて、何かを祈り始めた…。
すると、不思議なことに市が元の男の子の姿にもどっていく…。



「ありがとう……お姉ちゃん…おにいちゃんも…。」



市は光に透け始め、だんだん光になって消えていった???



「桜…お前それ…。」



天真が驚いた顔をして潮乃に聞く。



「この…変なチカラのことだよね。…私の家の女は不思議な力を持つ。って代々言われてきたの。
 私の力は“浄化”なの… 気持ち悪いよね…こんなチカラ。」



潮乃はこのチカラが嫌いだった…人と違う…チカラが。



「…んなわけねーじゃん! 桜は桜だろ??」
「ありがとう…うわーん!!!!」 



潮乃はそう言ったあと、安心したのかわんわん泣き始めた。



「(潮乃もそんなつらい事抱えてたんだな…)」
天真は潮乃を見つめながら、心の中でそう呟いた。



「桜っ!お前にはみんなついてるんだからな☆」
「…ありがとう。私…(今なら言える!)天真が好き!」




「おう!俺もだぜー!当たり前じゃん!友達だろ~?」
「(???私って…虚しい)」



無自覚すぎる。天真は恋愛に関してかなり鈍いのだ。潮乃が可哀想である。



「??(なんで桜おちこんでんだ?)ま、もうちょっと周ってみるかっ!」
「うんっ;!」

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そう言って天真と潮乃は歩き始めた…

敗北感は味わったものの、挫折したわけではない。今度は悔しさがこみ上げてきた。
「コーちゃん、今の、もう一度釣れるかな…」
「うん。大丈夫だよ。初めてであんな大物がかかっちゃったら、誰でも12496;ラしちゃうよ。何回でもトライすりゃ、きっと釣れるよ。」
「そうか」
12500;ーヤは釣り上げるときのやり方をもう一度航貴に聞くと、また釣りに没頭していった。
航貴も教えてばかりいたら面白くないので釣りを始めたところ、今度は航貴の竿に12450;タリが来た。
川面に波紋が広がり、竿がしなる。毎日のように釣りを楽しむ航貴は、慣れた手つきで竿を操り、リールを巻いていく。竿のしなり具合では先ほどのような大物ではないようだ。
簡単に引き寄せ、釣り上げたのは20センチほどの山女である。
独特の斑紋が初夏の太陽の光に虹色に輝く。12500;ーヤが魚を見ようと駆け寄ってきた。
「やったな。きれいな魚だねぇ。」
「うん。ヤマメっていうんだ。塩焼きにするとおいしいんだよ。」
「えっ、これ食べるの?」
「変なの..。普通、釣ったら食べなきゃ。釣ったら弱ってどうせ死んじゃうし、食べてあげなきゃかわいそうじゃん」
「そうなのか…」
「でもさ、一匹じゃしょうがないからさ、12500;ーちゃんも頑張って釣ってね」
そういいながら航貴は水辺の河原を手で掘って簡単な生簀を作り、ヤマメを放り込んだ。
何十回も竿を振って、12500;ーヤにも待望の12450;タリが来た。
今度は引きも小さく、なんとか、多少強引ではあったが、獲物を水中から引きずり出すことが
できた。
「や、やった~っ!」
河原の岩の上でびちびち跳ねるヤマメをつかもうとするが、激しく抵抗する上、ぬめりがあってうまくつかむことができない。それでも、両手で押さえ込むと航貴が来て、針を魚の口から外してくれた。
「12500;ーちゃん、おめでと。面白いでしょ。」
「うん、うん。ありがとうコーちゃん。」
生簀にヤマメを入れると、ふたりはハイタッチして喜んでいた。
「な、なんと…」
遅れてきた12472;ェイが呆然とその様子を見ていた。
「ぴ、12500;ーヤさまが、今日も来ている...。しかも、12500;ーちゃん、コーちゃん、ですと!」
12472;ェイにとっては、12500;ーヤ様を12500;ーちゃんなどとは、口が裂けても言えないのだ。
昨日に続いての衝撃の光景だった。

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